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陸上部ニュース10月号-1-08

東京都立東大和高等学校

陸上部ニュース10月号-08

 第1日目

幅跳びの木村は15位、女子やりの峯岸は16位

 第1日目は大井競技場で開催された。とにかく東大和からは遠い。中央線、そして浜松町からモノレールを乗り継いでやっと到着する競技場だ。

 この日は女子のやり投げに1年峯岸、男子の走幅跳に1年木村が出場。やり投げは2組あるが、峯岸は朝早い1組目だ。幸い天候はよく、気温も高めでコンディションとしては上々だ。峯岸はやり投げはまだ始めてから日が浅く、夏の練習で助走から投げにうまく移行できるようになりやり投げらしくなってきた。しかし、短期間で「らしく」できるのはやはり体の使い方がうまいのだろう。試合は予選で28mを越えた時点で午後の決勝ラウンドにいくことができる。3投投げたが残念ながらその距離を超えることはできなかった。

 幅跳に出場した1年の木村は、いろんな種目をこなせるオールラウンダーだ。混成競技である8種競技で都上位をねらっている。幅跳びはハードルとともに得意の種目。支部予選では6m15を跳び都大会出場を獲得してきたので、その記録を上回ることが今回の目標だ。1回目。スピードにのった力強い踏切で距離もかなり出たが、惜しくもファール。2回目は、やや慎重になりすぎて足が合わず5m台。ようやく3回目で6m21をマーク。しかし今年は幅跳びのレベルが高く、決勝進出の12位には残ることができなかった。

〔結果〕やり投 峯岸(1)  26m48  16位   走幅跳 木村(1) 6m21 15位

 第2日目

曳沼、復活の1m88.惜しくも関東を逃がす

峯岸は円盤で7位入賞

 晴天に恵まれた新人大会第2日目。この日には多くの選手が出場した。まずトラックでは男子の800mに1年成原、女子の1600mリレー、フィールドでは、男子走高跳に1年曳沼、女子走幅跳に1年薄井、女子円盤の峯岸らが出場した。

 男子800m。成原が3組目に登場。全体のランキングでは1分台は一人であとは2分台の前半が10人ほど並んでいる。混戦が予想される。持ちタイムが2分01秒台の成原もこの混戦をうまく抜ければ決勝も夢ではない位置だ。スタート、早い展開に成原がやや後方につく。しかしこの位置ではまずいとばかり直線に入ってぐっと前に出た。400mは58秒。いいペースだ。いよいよ勝負どころの600mだ。ここからが800mの本当の力の差がでる。一挙にペースがあがる。成原も必死で食いつくがやや先頭からはなされゴール。タイムはしかし2分01秒31と自己ベストだ。あとは他の組でのタイム次第だが、残念ながら16位と8位までには入れなかった。

 女子走幅跳に出場した薄井はなかなか足が合わず、苦労していた。やはり緊張したのか、支部予選のような伸びのある跳躍ができない。なんとか足を合わせようとするのだが、なかなか板に乗らず、自分の跳躍ができずに終わった。

 走り高跳の曳沼は午前中の予選の通過記録1m75をクリアー。午後の決勝に進んだ。調子は良さそうである。決勝は1m75から始まった。体は完全に超えているのに、クリアーで足に当ててしまっている。この高さを2度も落としてしまった。3回目に成功。その後1m80、1m85を1回でクリアーし、本来の調子に戻っていった。 3人が残る。1m88が勝負だ。1回目。曳沼はこの高さを失敗。しかし2回目でクリアーした。春の大会で出した自己記録に並んだ。他の2選手は1回目でクリアー。このまま次の1m91を3人共に失敗すると、曳沼は試技数の関係では3位となる。関東に行くためには、次の高さを絶対に跳ばなくてはならなくなった。 いいよいよ1m91。1回目、2回目ともに体が硬くなって、本来の跳躍とは程遠いものとなってしまった。最後の3回目。体が浮いた。成功!と思われたが、クリアランスの後半でひっかけてしまった。残念。あとの2人であるが、一人はクリアー、もう一人は失敗した。 結局試技数の関係で同記録ながら3位となった。国体に一人有力選手が出ているが、優先出場権を持っているために、この種目は2位までが関東出場の枠となる。出場ならず惜しかった、しかし最後の跳躍で1m91が見えた感じがした。

 女子円盤の峯岸も円盤では決勝進出が26mで、自分の力がほぼ出せれば決勝進出は難しくない。午前中の予選。まず1投目はやや円盤が低くドライブがかかったように飛んだ。26mに達しなかった。続く2投目。今度は角度もよく距離も大きく伸びた。29m01。大きく自己記録を更新し、決勝進出を決めた。 そして午後の決勝。ここで30mを投げ一気に上位に食い込みたい。1、2投目はやはり緊張したのか円盤が伸びなかった。3投目にようやく28mを超えた。これでトップ8に残り上位進出のチャンスができた。いよいよ最後の3投だ。しかし残念ながら記録は伸ばすことができず結局7位に終わった。ようやく身につけてきたターンを大会で試し、一挙に記録をあげてきた。やりと同じく助走やターンをマスターしていけば飛躍的に記録は伸びる可能性がある。

 400mHに挑んだ1年女子南馬越は、後半の頑張りで支部予選の記録をおよそ2秒短縮。来年春の都大会の標準記録はほぼクリアーしたようだ。経験が必要な種目だけに今後もどんどんチャレンジしてほしい。 

 最後は女子の1600mリレー。オール1年生で組んだ。浅見、南馬越、薄井、佐藤友のオーダー。思い切って行ってほしかったのだが、慎重になりすぎたのか、緊張してしまったのか、4人共に快調な走りが見られず、支部の記録を上回ることはできなかった。トラック種目がややさびしいだけにここで大いに燃えてほしかったのだが、完全燃焼できなかった

〔結果〕男子 800m 成原(1)2分01秒31 走高跳 曳沼(1) 1m88 3位 女子 400H 南馬越(1)1分13秒01走幅跳 薄井(1) 4m48円盤投 峯岸(1) (予)29m01(決)28m17 7位1600mR 浅見(1)、南馬越(1)、薄井(1)、佐藤友(1) 4分29秒35

 3日目

佐藤(女子走り高跳び)、ハードル陣は記録更新ならず

 いよいよ最終日。2日目の勢いをこの3日目にもつなげてほしい。この日には女子走り高跳に、1年佐藤友、ハードルには男子1年木村、女子2年平山、山崎、また男子円盤には2年井上らが出場した。

 女子のハードルの平山は支部予選でようやく17秒台を出し、ここでもさらに記録を更新したい。また山崎は新人の標準記録を支部予選で突破し、初の都大会出場の切符を手にした。ここでもう一歩上の来年の春の都大会の記録を突破したいところだ。 まず平山、1台目のアプローチはうまくいっている。5台目あたりまでは順調だ。練習の成果が出せている。しかしスピードにもう一つ乗り切れない。7台目で4歩になってしまった。ここで大きく減速、なんとか最終ハードルは3歩でいったが飛び跳ねてしまった。18秒21と記録更新はならなかった。 山崎もアプローチはまずまずで3台目あたりまではうまくこなしたが、苦しくなって4歩になった。山崎は器用で逆足でも何とかつなげる。タイムは18秒71と来年の標準記録には及ばなかった。しかしこの秋で安定度は大きく前進した。スピード強化は2人ともに課題だが、ハードルに対して積極性が出たのは大きな成果だ。

 男子の木村。力からみると、うまくすると決勝に残れる可能性がある。自己記録更新、あるいはそれに近い記録を出せば可能性が高まる。スタートから3台目まではうまく入った。このあとしっかりリズムをつかんで乗っていきたいところだ。2位あたりで中盤までいったが外側の選手に並ばれたところでハードルひっかけバランスを崩してしまった。16秒82で3位。全体では結局12位となり決勝進出はならなかった。決勝進出の8番目は、16秒32であったので、悔やまれた。

 走高跳の佐藤はこのところあまり精彩がない。支部予選も1m44と本来の力とは言えない。この日も助走からしっかり踏み切れず、流れてしまって上に体を大きく跳ね上げられないように見えた。なんとか1m40はクリアーするものの、1m45を落とし決勝に進むことはできなかった。こんなものではないはず、この秋の残された記録会にチャレンジして、自信を回復してほしい。

 男子円盤投には井上が出場した。ようやく都大会をものにしただけに、思い切って投げてほしいものだ。声を出して気合いをいれるが、気合いが入るほど円盤が上にあがってくれない。やや低空飛行で30m手前あたりに落ちてしまう。目標の30m越えができない。3回投げたが28m台に終わった。しかし、部の部長として短距離もこなし、研究熱心で、朝練も欠かさない。円盤投げの大きな体格の選手に混じって、どちらかといえば小柄に見える井上だが、この努力があってようやく都大会出場を手にした。1年生もおおいに見習ってほしい。

〔結果〕110mH 木村(1)16秒82100mH 平山(2)18秒21 山崎(2)18秒71円盤投 井上(2)28m12 

作成 陸上部顧問

[部活]最終更新時間:2008年10月21日 11時04分58秒